farewellお別れの前に
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事前相談のご準備consultation
葬儀は、思いがけなく起こる親族の死後、数日のうちに行わなければなりません。
親族の寿命が迫っていることを理解していても、死後のことは考えたくないという心情が働きます。
しかし、家族や大切な人の死に直面したとき、ほとんどの人は動揺し、頭の中が真っ白になってしまったり、冷静な判断・行動ができなくなってしまいます。
そのため、時間的余裕も精神的余裕もなく葬儀に関する知識も乏しい状態で、葬儀の形式などを決めなければなりません。
御葬儀は2日間ないし3日間と日にちを要するもので、非日常的で慣れている方なんて誰一人いません。
私たちは、「葬儀という大切な節目で失敗をしてほしくない」という思いがあり、希望通りの御葬儀を執り行うためにも葬儀の事前相談を皆さんにお勧めをしています。
事前相談行うことでもしもの時も、精神的な余裕を持って葬儀を行う事ができます。
- 自分らしい葬儀をプロデュースして執り行うことができる。
- 葬儀内容をしっかりと把握することができ、事前に必要になるもの等の確認ができる。
- 葬儀費用の目安となるものが把握でき、ご遺族様の負担を軽減させることができる。
- スタッフと面識を持つことができるため、困ったときの相談がすぐにできる。
- どんな形でどんな金額で挙げたいか等、ご親族様の間で合意形成を図る。
- 葬儀でお使いになりたいお写真のご準備をしておく。
- 大切なもの、一緒に棺に入れるようなものの確認をしておく。
終活とは?about
終活は自分の死と向き合うことですが、死生観は十人十色で、年代によっても死に対する考え方や受け入れ方が異なります。
終活を正しく理解するためには、終活という言葉が定着しはじめた背景から知っておく必要があります。
終活とは「人生の終わりについて考える活動」を略した造語で、2009年に終活に関する書籍が出版されたことを機に徐々に広がりはじめ、2011年の映画『エンディングノート』の公開や、2012年の「ユーキャン新語・流行語大賞」でのトップテン選出などを経て、社会現象を巻き起こしました。
また、当時は「団塊の世代」(「第一次ベビーブーム」と呼ばれる1947年から49年の3年間に生まれた人たち)が定年退職を迎えるなど、日本の高齢化を象徴する時代だったという背景も存在します。
年齢を重ねれば、健康状態だけでなく「死」と向き合う機会が増えますが、終活を行うことで、自分の置かれている状況を客観的に把握できます。
例えば、「これまでの人生を振り返る」「残される家族のことを考える」「友人、知人、今までお世話になった人たちへの思いをつづる」「やり残したことや叶わなかった夢などを書き出す」などを行うことで、余生を通してできること・できないことの整理につながります。
つまり終活とは、若い人たちがこれから先の長い未来に対して描く人生設計とは違い、完成した作品の手直しに近い「より現実的」なものです。
現実的な事前準備ができてこそ、残された家族への負担も減らせるのです。
終活のメリットmerit
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ただ、死を前提とする話は、健常な人であれば最初は戸惑うものであり、聞かされる側も驚いてしまう可能性が高いので、伝えるときはまず「自身の健康状態から切り出す」のがポイントです。
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死を人生のゴールとするなら、先行きが曖昧なゴールより、ある程度自身で把握できたほうが、残りの時間を有効に活用できるでしょう。
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金銭が関わる遺産相続では、「誰がどれだけ受け取れるか」が明確になっていないと、大きなトラブルに発展するおそれがあります。
自分が生きているうちに、遺言書を残すことはもちろん、相続する相手とも話し合いを進めておきましょう。